江角マキコ「生きる死ぬのはざまの話 声だけと思ったら…」

[ 2011年10月10日 08:11 ]

映画「1911」の1シーン。ジャッキーチェンと、江角が吹き替えるリー・ビンビン

 女優の江角マキコ(44)が、ジャッキー・チェン(57)が主演と総監督を務める映画「1911」(11月5日全国公開)で、実写吹き替えに初挑戦した。

 中国の辛亥革命を描いた作品で、江角は女優リー・ビンビン(35)演じる革命家・徐宗漢を担当。「生きる死ぬのはざまの話。声だけと思ったら、体全体を使い想像以上に大変でした」と振り返った。

 革命の中心となった孫文を、ジャッキー演じる夫・黄興と一緒に支えつつ、1児を生み育てた役に求められたのは、強い精神と母性、端麗な容姿を持つイメージ。私生活で2児をもうけ「自転車の前後に子供を乗せて商店街を走る」という江角が起用された。

 子を思い、国を思う役柄に江角は「母親の思いは母でないと分からないところがある。子供により良い社会を残す責任感は大切。女性の方にも見てもらいたい」と期待している。

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2011年10月10日のニュース