長崎で献花、オノ・ヨーコさん被災者にエール!!

[ 2011年8月3日 06:00 ]

 ビートルズのメンバーだった故ジョン・レノンさんの妻で、芸術家のオノ・ヨーコさん(78)が2日、長崎市を初めて訪れ、原爆落下中心碑に献花した。

 オノさんは記者会見し「世界は長崎を犠牲者としてだけでなく、復興の成功者として見ている。人類がどんなひどいことをしたか知るために、外国人もここへ来る必要がある」と述べた。

 東日本大震災にも触れ「つらいことだが、つらさを通して希望の道を世界に持っていかないといけない」とエールを送った。

 オノさんは中村明俊館長の案内で原爆資料館も見学。原爆が投下された浦上地区の歴史や、放射線の被害について熱心に聞き入っていた。被爆地の平和への願いを海外に伝える「長崎平和特派員」の認定証を田上富久市長から渡され、オノさんは「機会を見つけてできるだけのことをしたい」と語った。

続きを表示

2011年8月3日のニュース