レディー・ガガ「同性愛者支援」でシドニー市の名誉市民に

[ 2011年7月12日 19:31 ]

 オーストラリアのシドニー市は12日、同性愛者の権利拡大への「揺るぎない支援」をたたえ、同市を訪問中の米人気歌手レディー・ガガに名誉市民の称号を与えたと発表した。

 シドニーは世界的に有名な同性愛者の祭典「マルディグラ」が開かれることで知られる。同市のムーア市長は「スターとしての力を使い、世界中の関心を同性愛者に対する偏見に向けさせた」と評価した。

 オーストラリアでは同性愛者の結婚が法律で認められていない。ガガは11日に出演したテレビ番組で、「私たちは完全な平等を求めている」とギラード首相に訴えるよう視聴者らに呼び掛けたが、同首相は12日、同性婚の合法化に否定的な見解を示した。(共同)

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