星守る犬の石碑 名寄で完成「待ち合わせのメッカに」

[ 2011年6月8日 06:00 ]

名寄市の天文台「きたすばる」に設置された「ハッピー」の石像を囲む(左から)瀧本智之監督、西田敏行、玉山鉄二、村上たかし氏

 西田敏行(63)主演の映画「星守る犬」(11日公開、監督瀧本智行)の撮影地となった北海道名寄市で7日、記念石碑と、劇中に登場する犬「ハッピー」の石像の除幕式が行われた。

 ともに市民の寄付で製作。西田と共演の玉山鉄二(31)は「名寄ふるさと大使」に任命された。

 記念碑は西田と玉山の手形入りでふうれん望湖台自然公園に、犬の像は天文台「きたすばる」の入り口に建立。西田は「胸がいっぱい。温かいセレモニーをしていただきうれしい」と感謝しきり。玉山は「どこ行こう あそこに寄ろう 名寄」と前夜に寝ずに考えたというキャッチフレーズを披露した。ハッピー像は村上たかし氏(46)の原作漫画版の姿に似せており、飼い主を演じた西田は「渋谷のハチ公と同じ秋田犬でかわいい。待ち合わせのメッカになれば」と石像の頭をなでた。

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2011年6月8日のニュース