ＴＵＢＥ復興応援歌に１７３人参加！飯島直子も

　「ＴＵＢＥ」らによる東日本大震災復興応援歌「ＲＥＳＴＡＲＴ」が完成した。「仲間たちと一緒に被災地へ歌声を届けたい」とするメンバーに賛同したソフトバンクホークスの王貞治会長（７１）、女優藤原紀香（３９）ら総勢１７３人がコーラスに参加。７分１５秒の大作に仕上がった。

　４人の朗読から始まり、王氏が「この震災を経験して、私たちの中で何かが変わりました」との言葉を読み上げ、藤原、楽天・星野仙一監督（６４）へと続く。０１年にボーカルの前田亘輝（４６）と離婚した女優飯島直子（４３）も朗読メンバーに名を連ねた。

　朗読の後、全員のコーラスで歌唱パートへ。今月中旬の時点で１２０人を超す参加者が発表されていたが、新たに将棋の羽生善治名人（４０）や元総合格闘家の吉田秀彦氏（４１）らが参加。活動休止中の歌手大黒摩季（４１）も歌声を披露した。

　完成したのは２７日。前田は「１７３人もの方々に賛同、参加していただいたことは本当に凄いことで、非常に感謝している」とコメント。「いの一番に被災地の皆さんに聴いてほしい」と２９、３０日には岩手、宮城、福島の３県の避難所や地元ラジオ局を訪問。「今回のチャリティーシングルは一つのスタートであり、これからも復興応援活動をしていく」と長期的な支援を約束し、被災者らにＣＤを手渡した。

　曲は「ＲＥＳＴＡＲＴ　ＪＡＰＡＮ　ｗｉｔｈ　ＴＵＢＥ」名義で６月１日から配信開始。ＣＤ発売は同８日。収益全額を寄付する。