石原プロの名物番頭「裕次郎さんの悲願を果たせなかったことだけが心残り」

[ 2011年5月12日 07:00 ]

 俳優渡哲也(69)が11日、石原プロモーションの社長退任を発表した。合わせて同社の経営を取り仕切ってきた小林正彦専務(75)も退任した。

 1965年から経営面の最高責任者として辣腕(らつわん)を振るい、名物番頭として知られた小林専務も持病の糖尿病のほか、軽度の心筋梗塞に苦しんでいた。

 渡は「小林専務とお互いの健康と年齢について話し合った」と両者協議の上での決定であることを強調。小林専務は退社し、今後は一線から退いて療養することになる。「裕次郎さんの悲願だった映画製作を果たせなかったことだけが心残り」と語った。

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2011年5月12日のニュース