坂本龍一ら立ち上げ仮設住宅プロジェクト

[ 2011年4月19日 06:00 ]

 音楽家の坂本龍一が代表を務める森林保全団体「モア・トゥリーズ」(東京)が18日、被災地周辺の木材を活用した仮設住宅建設のプロジェクト「LIFE311」を立ち上げたと発表した。

 材木の加工などで地元雇用の創出とエネルギーの地産地消を目指す。仮設住宅1棟の材料、建設費用、ペレットストーブなどの総コストは約300万円。解体後も木材は次の仮設住宅に再利用できる上、最終的に粉砕してペレットとして燃料に転用可能という。坂本は「森林の立場からでもできる復興支援はある。より多くの皆さまからの支援をお待ちしております」と呼び掛けている。

続きを表示

2011年4月19日のニュース