坂本冬美、原田悠里…弟子たちがねぎらい

[ 2011年3月7日 06:00 ]

二葉百合子のラスト唱に駆け付けた左から湯原昌幸、秋元順子、石原詢子、五木ひろし、二葉、原田悠里、坂本冬美、藤あや子、島津亜矢

二葉百合子引退公演

(3月6日 東京・NHKホール)
 二葉は浪曲を教える仕事は今後も続けるものの、坂本冬美は「先生の心意気や歌に対する姿勢は継げても、(二葉のように)同じように歌えることは一生ないと思う。もう来ないでってぐらい(稽古に)行きます」、原田悠里は「普通に生きるだけでも77年は大変。あしたからまた新たな幕を開けてください」と涙ぐんだ。

 特別ゲストの五木は「歌の歴史の中で大きな輝く星として継承されていくと思う」と話した。

 公演の終盤には、浪曲師の父を持ち、幼少時から親交のある泉ピン子(63)が大きなユリの花束を持ってステージに登場。泉は「2年後の私の金婚式で歌って」と懇願し、二葉も「歌います」と笑顔で受け入れた。

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2011年3月7日のニュース