「わさお」世界へ!アジア6カ国で公開決定

[ 2011年3月6日 06:00 ]

映画「わさお」初日舞台あいさつ。巨大なわさおパネルをバックにフォトセッションする大沢樹生、吉永淳、伊澤柾樹、平田満、薬師丸ひろ子、甲本雅裕、鈴木砂羽、嶋大輔、錦織良成監督(左から)

 ブサイクだけどかわいい“ブサかわ犬”の「きくやわさお」が主演する映画「わさお」(錦織良成監督)の世界進出が決まった。5日、都内で行われた初日舞台で発表されたもので、アジア6の国と地域(香港、台湾、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、インドネシア)で公開されるという。

 この日は、わさおは駆けつけられなかったが、飼い主役を演じた薬師丸ひろ子(46)は「離れていても、わさおと一緒にいる気持ちがします。犬と人間も心が通じ合うということが世界の皆さんに伝われば」と笑顔。錦織監督は「わさおの癒やしがアジアを巻き込んでいくと思うと、うれしい限りです」と喜んだ。

 配給の東映によると、アジアの国々でも、わさおの人気は高まっており、公開前のイベントなどに招待したいという要望が相次いでいるという。

 舞台あいさつでは、元光GENJIの大沢樹生(41)が「この作品に参加できて、カ・イ・カ・ン」と、薬師丸の主演映画「セーラー服と機関銃」(81年)の名セリフを再現。観客の笑いを誘う場面もあった。

 会場の2階席には、高さ2メートルのわさおのねぷたが置かれた。

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