9月朝ドラは「カーネーション」 コシノ3姉妹の母がモデル

[ 2011年1月13日 17:53 ]

9月からの朝の連続テレビ小説「カーネーション」のモデルとなる小篠綾子さん(左から2人目)とコシノ3姉妹=2001年6月撮影

 NHK大阪放送局は13日、今年9月に始まる朝の連続テレビ小説のタイトルが「カーネーション」に決まったと発表した。舞台は大阪府岸和田市で、世界的に活躍するファッションデザイナーのコシノヒロコさん、ジュンコさん、ミチコさんの母、小篠綾子さん(1913~2006年)をモデルとした一代記。

 同市で生まれ育ち、日本のデザイナーの草分けとして活躍、さらに女手一つで娘3人を育てたヒロインの波瀾万丈の生涯を描く。タイトル「カーネーション」は「情熱」「母の愛情」の花言葉から付けられた。

 映画「ジョゼと虎と魚たち」などを手掛けた渡辺あやさんが脚本を担当する。渡辺さんは「連続ドラマは初めてだが、小篠さんの生涯が豊かで力強いので、不安は感じていません」と語った。

 ヒロインはオーディションで選考し、3月までに決定する予定。

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2011年1月13日のニュース