ジャルジャル「世界で笑いとる」英公演開催へ

[ 2010年6月16日 06:00 ]

ロンドン公演について会見したジャルジャル。応援するタレントの名前の入った日の丸を手に気合十分

 人気お笑いコンビ「ジャルジャル」の後藤淳平(26)と福徳秀介(26)が19日夜(日本時間20日未明)に、英ロンドンのロストシアターでライブを開催することになり15日、都内で会見した。吉本興業所属コンビとしては初の海外での単独お笑いライブ。前日のW杯日本代表の勝利に刺激を受けた福徳は「お笑いの代表として、世界で笑いをとってきます」と誓った。

 “ナニワのコント師”がサッカー日本代表に負けじと世界で勝負する。
 日本戦を母親とテレビ観戦したという福徳は、「僕らもお笑いの代表として、世界で笑いとってきます。すべっても、本田選手のように落ち着いて対処したいですね」と決勝ゴールを決めた日本のエースを参考にすることを明言。
 一方、1人で見ていたという後藤は「岡田監督のガッツポーズが印象に残っています。あれは僕らが舞台に出て、ウケて帰ってきたときにやるガッツポーズと重なりました」と笑顔。海外ライブを成功させて、岡田監督ばりのガッツポーズを披露することを誓った。
 さらに後藤は「小さいころからビートルズにあこがれていて、今ロンドンでできる。“(運を)持ってますね”」と本田のコメントを勝手に?拝借。「日本とイギリスの2カ国で売れたい。日本のビートルズになりたい。ポール・マッカートニーに見に来てほしい」と壮大な夢を口にした。
 ライブは無料で、2人がビラを配り、180席を英国人で埋める予定。ネタは見れば分かるもの12本を厳選し、日本語でやり通すという。
 開催時間は日本の第2戦・オランダ戦の直後とあって「日程がかぶったので試合が見られない」と後藤は苦笑い。それでも福徳は「日本代表も世界で頑張ってるので、僕らも感動させられるよう頑張りたい。ロンドン公演では、サッカーで言うなら10点くらい入れたい。いつかニューヨークでもやりたい」と意欲十分。コント界の“若きサムライ”がアウェーの地で爆笑を誘い、サムライブルーとの連勝を目指す。

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2010年6月16日のニュース