のりピー 被告人質問やりとり【裁判官】要旨

[ 2009年10月26日 20:25 ]

 東京地裁で26日あった酒井法子被告の初公判で行われた被告人質問のやりとり要旨は次の通り。

 【裁判官】
 ――2人でやめようと話したのはいつのことか。
 去年の暮れごろ。

 ――疲れていたときに使っていたと言うが、自分から“クスリ”を求めたことはあるか。
 はい。

 ――所在不明だったことは、逃げていたと言われても仕方ないか。
 はい。8月7日ごろ、警察から逮捕状が出ているとテレビの報道などで知り、すぐに出頭したいと継母に言った。

 ――保釈後も継母と会っているか。
 会えていない。病状などは電話連絡で知っている。

 ――福祉や介護の仕事をするとのことだが、芸能界とまったく違う苦労の多い仕事だが。
 大変だとは思うが、社会のために取り組んでいきたい。

 ――この先、また使いたくなることがあり得ると思うが。
 二度と使うことはない。覚せい剤の怖さを、身をもって痛感した。

 ――怖さとは。
 安易に使用し、多くの方に迷惑を掛け、信頼を失い、悲しい思いをしたからです。

 ――拘置されている間、子供のことを考えたか。
 一番かわいそうな思いをさせた。今後できることは、子供にとって恥ずかしくない親として一生懸命に頑張ることです。

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2009年10月26日のニュース