のりピー 被告人質問やりとり【検察側】要旨

[ 2009年10月26日 20:23 ]

 東京地裁で26日あった酒井法子被告の初公判で行われた被告人質問のやりとり要旨は次の通り。

 【検察側】
 ――初めて使ってから、昨年夏までの間は使っていないと言うが、悪いものと分かっていて昨年夏に使用を再開したのはなぜか。
 疲れが取れて、体が動くようになるという安易な考えから。

 ――使用方法は、いつも「あぶり」か。
 はい。使わない月もありましたが、月に数回使うこともありました。

 ――1人で使うことは。
 夫が使ったものの残りを置いていってくれたときに使っていた。

 ――昨年夏から使い続けたとのことだが、やめようとは思ったか。
 夫と2人で「やめようね」と言ったことはある。

 ――覚せい剤を使って仕事への影響は。
 それほど使用していなかったので(影響はなかった)。

 ――逮捕されなければ使い続けていたか。
 やめようと努力していたが、もしかしたら続けたかもしれない。

 ――夫の逮捕現場から離れた理由は。
 いずれ、体から抜けるだろうと思っていた。素人考えで2週間ぐらいだと思った。今考えると、なぜあのような行動を起こしたのか。情けなく思う。本来ならすぐ出頭すべきだった。本当に恥ずかしい。情けない行動だったと思う。パニックになっていた。

 ――本当にやめられるのか。
 覚せい剤を使用したことで多くの方の信用を失い、なぜこういうことになるまでやめることができなかったのか、いつも後悔し反省している。

 ――覚せい剤をやめるのは難しい。公共機関とか、民間の施設の手助けは考えているか。
 必要かどうか分かりませんが、必要であればお世話になりたい。

 ――離婚については。
 夫と話し合って決めたい。夫婦で使っていたので、まずは更生の努力が必要。

 ――また一緒に暮らすと、使う可能性が非常に高くなるのでは。
 更生努力していきたいと思います。

 ――今後どう社会貢献できるか。
 福祉、看護、介護の勉強をし、生活や仕事に取り組んでいけたらと思う。

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2009年10月26日のニュース