プロの歌手もタジタジ!ハイレベル全国カラオケ大会

[ 2009年10月25日 23:11 ]

「グランドチャンピオンに輝いた松浦朝美 さん(左)とゲスト歌手の夏木綾子
Photo By スポニチ

 キングレコードが平成13年2月1日に開講して今年で9年目を迎えた「キングレコード歌謡文化アカデミー」(略称=KBA、会長・坂本敏明)が主催の「2009 キングレコード歌謡選手権全国決勝大会」が25日、東京・港区のメルパルクホールで開かれた。

 今年で9年連続9回目を数える全国規模のカラオケ大会で、年齢別に若いコースから「プラチナコース」(45歳以下)、「ルビーコース」(46~57歳)、「エメラルドコース」(58~63歳)、「ダイヤモンドコース」(64~69歳)、「ゴールドコース」(70歳以上)の5部門に分かれ、全国10会場=北海道から九州まで=での地区大会(全国の地区大会出場者総数は1008人)を勝ち抜いてきた全101人が、この日の決勝大会に出場。
 作曲家・櫻田誠一さん、作曲家・岸本健介さん、キングレコードの湊尚子ディレクターの3人が審査員を務める中、コースごとに全出場者たちが5時間以上にわたって自慢のノドと個性を発揮しながら熱い闘いを繰り広げた。その後、ゲスト歌手の夏木綾子がミニコンサートを行い、新曲「おんなの雨」をはじめ「あじさい雨情」など全10曲を歌って客席を楽しませた。
 最後に審査結果発表があり、全5コースそれぞれの優勝、準優勝、特別賞、奨励賞の名前が呼ばれ、その5人の優勝者の中から最高の栄誉あるグランドチャンピオンには、「エメラルドコースで「残り火」を歌った松浦朝美さん=広島市在住=に決まった。
 松浦さんは「優勝はもちろん、グランドチャンピオンに選ばれるなんて、ビックリしました。カラオケ歴は約10年で、これまでにも年に2、3回、カラオケ大会に出場して、優勝経験もありますが、きょうはその中でも大きな大会でしたので、ものすごく緊張して、自分で点数をつけるとしたら80点ぐらいの出来で自信がなかったので、本当にうれしいです」と受賞の喜びを語った。
 また、ゲストの夏木は「さすがに決勝大会ということで皆さんのレベルが高く、お上手な方ばかりで、最後まで楽しく聴かせていただきました。また、皆さんの歌を聴かせていただいて、いろんな歌い方があるんだなと勉強させていただきました」と話していた。
 KBAは、現在、認定指導者数が約380人、登録会員数が約6100人を数える。

続きを表示

2009年10月25日のニュース