“地下鉄の妖精”訴えられたけど愛情は増すばかり!?

[ 2009年10月25日 08:55 ]

注射器のぬいぐるみを手に、観客に殴りかかるメトロポリちゃんV(右)

 現役ナースのアイドル、メトロポリちゃんV(ファイブ)が24日、東京・銀座のシネパレスで行われたパニックホラー映画「デビル・ハザード」(ジェイソン・コネリー監督)の初日舞台あいさつに登場し、大暴れした。

 バイオレンスな芸風が持ち味をウリとしているが「怖い映画は苦手。アニメとか恋愛映画のほうが好き」と爆弾発言。それが舞台あいさつ後は一転、特大注射器のぬいぐるみを手にミニライブを行い、見境なしに観客をボッコンボッコンと殴り倒した。

 自称“地下鉄の妖精”は、「東京メトロちゃん」と名乗って活動していた08年3月に東京メトロから商標権侵害で訴えられたことについて「賠償請求(60万円)が届いたんですが、高過ぎて支払ってません…」と暴露。あまりにも生々しい内容に自ら空気を察したのか、話の途中で慌てて「アイドルなのでわかりませ~ん!」とけむに巻いた。

 訴えにより改名を余儀なくされたが、東京メトロへの愛情は依然冷めていない。この日もライブイベントを行った阿佐ヶ谷から地下鉄丸の内線に乗って会場へ駆けつけて「やっぱり東京メトロは便利ですね」と無邪気な笑顔を浮かべた。

 米俳優ショーン・コネリーの息子が監督を務めた映画は、傭兵部隊の精鋭たちが地下神殿で消息を絶った遺跡調査隊の救出に向かうというストーリー。銀座シネパトスのほか、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開中。

続きを表示

2009年10月25日のニュース