東京国際映画祭が閉幕 最高賞にブルガリア映画

[ 2009年10月25日 17:32 ]

東京国際映画祭で東京サクラグランプリを受賞した「イースタン・プレイ」のカメン・カレフ監督(左)

 第22回東京国際映画祭の授賞式が25日、東京都港区の六本木ヒルズで開かれ、コンペティション部門の最高賞「東京サクラグランプリ」(賞金5万ドル)にブルガリア映画「イースタン・プレイ」が選ばれた。映画祭は同日閉幕した。

 「イースタン・プレイ」は、元アルコール依存症の画家とネオナチ活動家の兄弟が、人生に希望を見いだしていく人間ドラマ。
 同作品では、カメン・カレフ監督が最優秀監督賞、フリスト・フリストフさんが最優秀男優賞に輝いた。フリストフさんは撮影直後に亡くなっている。
 他の主な受賞者と作品は次の通り。
 審査員特別賞=「激情」(セバスチャン・コルデロ監督)▽最優秀女優賞=ジュリー・ガイエ「エイト・タイムズ・アップ」▽最優秀芸術貢献賞=該当なし▽観客賞=「少年トロツキー」(ジェイコブ・ティアニー監督)

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2009年10月25日のニュース