前田五郎「犯人扱い」デイリースポーツを提訴

[ 2009年10月13日 18:54 ]

 吉本興業所属の漫才師中田カウスさん宅に脅迫文が送られた事件で、漫才師の前田五郎(67)が「デイリースポーツの記事で犯人と疑われ、名誉を傷つけられた」として、同紙を発行するデイリースポーツ社(神戸市)に計550万円の損害賠償などを求める訴訟を13日、大阪地裁に起こした。

 訴状によると、同紙は5月25日付の紙面で「大阪府警が大物漫才師を事情聴取」と報道。同月26日付の紙面では「府警の捜査員が前田五郎を訪ねた」と実名で報じた。

 前田は「記事が出た時点では聴取を受けておらず、事実無根。読者に犯人であるような印象を与えた」と主張している。

 デイリースポーツ社は「訴状が届いていないので、詳細は分からない」とコメントしている。

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2009年10月13日のニュース