各駅停車の歌手人生…千葉一夫、気がつけば30周年

[ 2009年10月13日 09:13 ]

左から作曲家・弦哲也さん、千葉一夫、作詞家・藤間哲郎さん、作詞・作曲家・ 大沢淨二さん
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 今年でデビュー30周年を迎え、新曲「小夜しぐれ」がヒット中の演歌歌手・千葉一夫

(58)が12日、東京・目白の椿山荘で「つばきやま歌舞台」と銘打った30周年記念パーティーを開いた。

 約300人のファンが詰めかける中、「デビューしたときはまさか30年も歌っているとは想像もしませんでした。デビューしたときに弦哲也先生から言われたことがあります。私は元・鉄道員でして、“千葉くん、おまえは電車にたとえるならば、特急列車や急行列車でなくてもいいんじゃないか。各駅停車の鈍行列車で行こうよ。一駅一駅に停車して、そのたびに大きくなっていけばいいじゃないか。そういう歌手になりなさい”と言われました。その言葉を大事にずっと頑張ってまいりました。停車した駅で道草をくって、めぐり会った方々が皆さま方です。そんな皆さまに支えられての30年でした」と、感謝の気持ちを込めてあいさつし、新曲をはじめ「おまえの噂」など全10曲を熱唱した。
 同じ所属事務所の後輩歌手・花咲あいがお祝いに駆けつけ、「千葉先輩はとてもやさしくて、私を妹のように可愛がってくださっています。そんな先輩を心から尊敬しています。先輩、30周年おめでとうございます」と、笑顔を見せながら新曲「草津の女」を歌ってステージに花を添えた。

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2009年10月13日のニュース