妻夫木弾丸プロモ!ソウルで熱狂的歓迎

[ 2009年5月24日 06:00 ]

主演映画「ノーボーイズ,ノークライ」の韓国・ソウルキャンペーンに出席した妻夫木聡(右)。隣は共演のハ・ジョンウ

 妻夫木聡(28)が23日、主演した日韓合作映画「ノーボーイズ,ノークライ」(監督キム・ヨンナム、今夏公開)のプロモーションでソウル市を訪れた。

 韓国での映画イベントは05年、主演作「春の雪」で第10回釜山国際映画祭に参加して以来。このときは、ファン数百人が殺到し舞台あいさつが中止になった。今回は24日まで1泊2日の滞在で劇場10カ所を回り、延べ約2000人の前であいさつに臨む。
 午後5時開始の1回目から熱気は最高潮。超満員のファン170人から「サトシ、サラヘ!(愛してます)」の声援が飛び交った。妻夫木は「アンニョンハセヨ。チョヌン、ツマブキサトシ、ラゴハムニダ(こんにちは。妻夫木聡です)。ああ、これ以上は続かねえや。ハングクマル、オリョヲヨ(韓国語は難しい)」と話し、地元女性ファンのハートをわしづかみ。興奮したファンが目の前まで接近して握手を求め、酒などをプレゼント。この熱気に共演のイケメン俳優ハ・ジョンウ(31)が「嫉妬(しっと)なんかしません」と話しながらも苦笑した。
 NHK大河ドラマ「天地人」の収録の合間を縫っての弾丸プロモーション。「映画俳優として一番やりたいことが舞台あいさつ。ファン1人1人と直に向き合える幸せな瞬間。(01年の主演映画)“ウォーターボーイズ”の時は1日に5、6回やりましたが、原点に戻れた気がします」と充実の表情を見せた。(韓国・ソウル出田 竜祐)

 ≪せりふの3分の2以上が韓国語「発音が難しかった」≫この日は同市内の劇場に地元報道陣約150人を集めて記者会見も開かれた。ハ・キム監督が同席した中、せりふの3分の2以上が韓国語という役に挑んだ妻夫木に質問が集中。「(05年に)釜山に来たときから韓国のパワーに圧倒されてぜひやりたかった。パッチム(発音)が難しかった」と笑顔で語った。盧武鉉前大統領自殺についての質問はなかった。

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2009年5月24日のニュース