釜山国際映画祭 市井監督「無防備」が受賞

[ 2008年10月10日 19:09 ]

 「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」事務局に10日入った連絡によると、韓国の釜山市で開催されていた第13回釜山国際映画祭のコンペティション部門で市井昌秀監督の映画「無防備」が最高賞の「ニュー・カレンツ・アワード」に選ばれた。

 同コンペは、アジアの若手監督作品が対象。

 市井監督は「作品にかかわったすべての方々に感謝します。まだまだ未熟ですが、きちんと人間を描いていけるように努力します」とコメントしている。

 「無防備」は、ある郊外のプラスチック工場を舞台に、妊娠中の新人を指導する女性の心の揺れを描いた自主製作映画。同作品は今年七月、PFFコンペ部門でもグランプリを受賞している。(共同)

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2008年10月10日のニュース