假屋崎省吾が嘉穂劇場で秋の生け花

[ 2008年10月8日 16:31 ]

 福岡県飯塚市で8日、生け花展をスタートした華道家の假屋崎省吾さんが、大衆演劇の殿堂と呼ばれる同市内の芝居小屋「嘉穂劇場」で、秋の花々を生けながら講演会を行った。

 地元の琴奏者の生演奏などをバックに、舞台上で約1時間に七つの生け花を制作。嘉穂劇場の和の空間を彩る華麗な花々に、1000人以上の観客が感嘆の声を上げた。
 嘉穂劇場は全国でも数少ない木造歌舞伎小屋で、2006年には国の登録有形文化財に。講演会では花道や回り舞台が演出効果を高めた。假屋崎さんは「伝統ある嘉穂劇場で生け花ができて光栄。筑豊の温かい心に触れられた」と話していた。

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2008年10月8日のニュース