クルーニー ブラピに助け舟

[ 2008年8月28日 06:00 ]

会見でブラッド・ピット(右)に助け舟を出したジョージ・クルーニー

 最も古い歴史を持つ第65回ベネチア国際映画祭が27日、開幕した。

 同日夜(日本時間28日未明)、ジョージ・クルーニー(47)主演作「バーン・アフター・リーディング」(監督コーエン兄弟、09年公開)がオープニング上映された。上映に先駆けて行われた公式会見では、クルーニー、共演のブラッド・ピット(44)らが、“水の都”の名物、タクシーボートに乗って来場。アンジェリーナ・ジョリー(33)との間に双子が誕生したピットに「子供はアンジェリーナに似てきた?」「子供が4人から6人に増えましたが、いつ打ち止め?」と質問が集中。「またか…」といった表情を浮かべるピットに代わって、クルーニーが「双子は元気だ。私もきょう結婚して子供をつくろうかな」と冗談で場内を沸かせた。

 映画祭は9月7日まで開催。最高賞の金獅子賞を競う「コンペ部門」には、世界各国から21作品が出品。日本からは北野武監督(61)の「アキレスと亀」、宮崎駿監督(67)の「崖の上のポニョ」、押井守監督(56)の「スカイ・クロラ」が出品されており、97年の北野監督の「HANA―BI」以来、11年ぶりの最高賞獲得に期待がかかる。

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2008年8月28日のニュース