徹平&玉木の「KIDS」アジア進出

[ 2008年1月11日 06:00 ]

 人気デュオ「WaT」の小池徹平(22)が主演した映画「KIDS」(監督荻島達也、2月2日公開)が2月に韓国、香港、台湾で同時公開されることが決まった。10日、都内で行われた完成披露試写会で発表された。小池にとっては初の海外進出。共演の玉木宏(27)とともに3カ国・地域をキャンペーンで回るプランも浮上した。

 ウエンツ瑛士(22)とのユニット「WaT」として人気絶頂の小池が、映画デビュー3作目で海外進出を果たす。

 公開が決定した韓国、香港、台湾の3つの国と地域で、小池と玉木の人気は絶大。製作開始当初から、配給サイドにはオファーが届き、公開は旧正月にあたる2月に決定した。公開日が日本の正月映画のように大作がひしめき合う激戦期に日本の作品が設定されるのは極めてまれだ。

 松橋真三プロデューサーは「公開に合わせて、2人が3カ所を回ることを検討しています」と大規模なプロモーションツアーの可能性を示唆。初の海外配給について、小池は「国境を超えて、同じ気持ちになれることは素晴らしいこと」と喜びを表現。玉木は「2人で行けたらな」と話し、小池と見つめ合った。

 小池が「WaT」として、06年3月に開催した全国ツアーには、韓国、香港、台湾からの報道陣も集まり、その模様が大きく報じられた。また昨年末に台湾でも発売されたベストアルバム「WaT Collection」は台湾チャートで1位を獲得している。
 一方、玉木は出演したドラマ「のだめカンタービレ」が韓国で放送され人気沸騰。一部の韓国メディアから、木村拓哉(35)オダギリジョー(31)妻夫木聡(27)と並んで、日本人の人気俳優「四天王」に選ばれた。昨年、映画「ただ、君を愛してる」の韓国公開に合わせて、韓国を訪れた際には、3000人のファンが劇場に殺到するほどの人気ぶりだ。

 この日行われた完成披露試写会には2日前からの徹夜組を含む500人の女性ファンが殺到。小池は「1人の優しさが連鎖して、温かい気持ちになってくれるとうれしい」と話した。

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2008年1月11日のニュース