長瀬 アリアス監督作品で映画出演

[ 2008年1月11日 06:00 ]

 TOKIOの長瀬智也(29)と女優の福田麻由子(13)が09年新春公開の映画「ヘブンズ・ドア」(監督マイケル・アリアス)でW主演する。

 97年にドイツで公開された「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」の日本版。原作は病に侵され余命いくばくもないと知った男2人が旅するロード・ムービーで、日本版では「大人の男と少女」に変更。宇田充プロデューサーは「安易に男女の恋愛に落ちず、人間同士の深いきずなを描いた原作の良さを生かしたい。日本人が持つ静かさや趣を出せる」としている。

 長瀬は「真夜中の弥次さん喜多さん」(05年)以来4年ぶり3作目の映画出演。「ドイツ版で使用されたボブ・ディランの名曲“ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア”にすごく影響された。思い入れがある作品をやれることに感謝している」と意気込んでいる。

 アリアス監督はデビュー作のアニメ映画「鉄コン筋クリート」(06年)が来月末に発表される米アカデミー賞の「長編アニメ部門」のノミネート候補作となっている。実写映画は初挑戦で「長瀬は悪ガキそのまま(笑い)。実写とアニメの区別はしていない。生の役者でアニメ的なこともできる」と話しており、映像的にも面白いものになりそうだ。

 三浦友和(55)、長塚圭史(32)らが共演。

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2008年1月11日のニュース