「NAONのYAON」17年ぶり復活

[ 2008年1月11日 06:00 ]

屋外ステージでノリまくる寺田恵子

 女性ロックバンド「SHOW―YA」がプロデュースする女性アーティストの音楽祭「NAONのYAON」が17年ぶりに復活する。10日、開催発表を兼ねた決起集会が東京・新宿ステーションスクエアで行われ、SHOW―YA、TRFのYU―KI(41)ら出演アーティストが参加。寺田恵子(44)は「女子校の文化祭みたいなお祭り大会にしたい」と意気込んだ。

 「NAONのYAON」は87年から91年にかけてSHOW―YAの呼びかけで毎年1回、東京・日比谷野外音楽堂で開催。開催した5回いずれも、当時ガールズバンドのライバルだったSHOW―YAとプリプリが競演したことでも話題だった。

 この日の決起集会は本番と同じ野外を選択。集まった300人のファンに向け、寺田は「重大発表をします」と17年ぶりの開催を発表。「われわれ、女子一同はアーティスト精神にのっとり、安全かつ楽しいイベントにすることを誓います」と宣誓し、YU―KIや元バービーボーイズの杏子(47)、元ZONEのメンバーがつくった6人組バンド「MARIA」らとフィンガー5の「学園天国」を熱唱した。

 開催は4月29日で、特別ゲストも用意されている。

 05年に再結成したSHOW―YAは昨年9月、都内で行われた女性アーティストによるイベント「ガールズボックス」に参加し、YU―KIと競演。これが「NAON…」復活のきっかけになった。寺田は「戦っている女性がまだいっぱいいることを知った。そんな彼女たちと、女が奏でる音楽の力を次の世代に伝えていきたいと思った」と力強く語った。

 ゲストを聞かれた寺田は「やだ!」と拒否。すぐさま「ヤバっ。エリカ様みたいになってる」と自らに突っ込みを入れて笑いを誘うなど巧妙なトークも披露。20代のアーティストと肩を並べ「女子校の文化祭みたいな、大、大、大お祭り大会にしたい」と抱負を語った。

※正式な出演者情報は「NAONのYAON」公式ホームページでご確認ください

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2008年1月11日のニュース