米の「16歳の母」初夏に日本公開

[ 2008年1月11日 06:00 ]

 16歳で妊娠した女子高生が出産を決断するまでを描いた米映画「JUNO/ジュノ」が、初夏に日本公開されることが決まった。クラスメートとの何げない性交渉で妊娠、おなかが大きくなっていく中での通学、そして出産までを、両親、友人らとともに乗り越えていくヒューマンドラマ。

 昨年12月5日に、全米わずか7スクリーンで公開。米国では若年層の妊娠は珍しくないが、1人の女性の成長物語として共感を呼び、翌週から40、998、1019とスクリーン数が急増。現在は1925スクリーンで、週間興行収入ランクもSF大作「アイ・アム・レジェンド」を抑えて2位につけている。1位は「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」。

 13日の授賞式が中止になった第65回ゴールデン・グローブ賞でも、女子高生を好演したエレン・ペイジ(20)が主演女優賞(ミュージカル/コメディー部門)にノミネートされたほか、作品賞(同)、脚本賞の3部門で候補に。2月に行われるアカデミー賞では、本命作品との声も上がっている。

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2008年1月11日のニュース