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王者・八重樫 同門・井上に「収穫の多い試合だったと思う」

[ 2013年8月26日 06:00 ]

リングサイドで解説する内山(左)と八重樫

プロボクシング 日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦 井上尚弥 判定 王者・田口良一

(8月25日 神奈川・座間市民体育館)
 井上と同門で、テレビ解説のために試合を観戦したWBC世界フライ級王者の八重樫東(30=大橋)は「(井上)尚弥と田口選手、両者の気持ちが入ったいい試合だった」と称えた。

 前評判は井上の方が高く、周囲からはKO勝ちとの声も上がっていたが、八重樫は「予想通り、ああいう展開になると思っていた。尚弥にとって収穫の多い試合だったと思う」と冷静に分析。「中盤は足を使って動けていた」と井上の世界挑戦に太鼓判を押していた。その一方で、ディフェンスには課題があると指摘。「序盤は硬さが目立ち、僕の想像以上に打たれていた。世界の舞台では一発が致命的なダメージとなることもある」と守備の重要性を説いた。

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2013年8月26日のニュース