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村田と一問一答 試合中の笑顔は?「心理戦でわざと」

[ 2013年8月26日 06:00 ]

武元軍団と書かれたTシャツを掲げる村田

プロボクシング 73キロ契約6回戦 村田諒太 2回2分24秒TKO 柴田明雄

(8月25日 東京・有明コロシアム)
 【村田に聞く】

 ――柴田について

 「試合前はもっとパンチが弱いと思っていたけれど、薄いグローブで、あのタイミングでもらうと、ダメですね。さすがチャンピオンです」

 ――試合中の笑顔は? 「1回に右を1発打ってきた。それは意味ないよ、と心理戦でわざと笑った。余裕があったわけじゃないですよ」

 ――ダウンを奪ったパンチは?

 「逃げようとしたところで当たった。長い距離で打つパンチは一番効く。練習しなければいけないパンチですね」

 ――怖さは?

 「ありました。頭が近づいてきた時は当たったら切れると思った」

 ――マイナス20点は?

 「雑になったところがあった。相打ちで被弾することがあった。練習の成果が全部出せたかというと、そんなことはない。ラスベガスで得たのはいろんな選手に対応すること。きょうは(アマ時代と同じガードを上げる)このスタイルが合った」

 ――世界王者と比べて

 「プロのリングに立ったので、一歩近づいたのかもしれない。(WBO王者の)クイリン、(WBA王者の)ゴロフキンには今は勝てないかもしれないが、将来的に勝てないとは思っていない。僕自身は可能性を感じている」

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2013年8月26日のニュース