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王座陥落の田口 再戦希望 昨年5月のスパーでは2度ダウン

[ 2013年8月26日 06:00 ]

3対0の判定で新王者になった井上(右)と敗れた田口

プロボクシング 日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦 井上尚弥 判定 王者・田口良一

(8月25日 神奈川・座間市民体育館)
 田口は、新王者誕生のアナウンスをうつむき加減で聞いた。序盤は積極的な攻撃で日本王者の意地を見せたが、6回に左目上を切るなど中盤以降は優位に試合を進められた。

 井上と拳を交えるのは2度目。昨年5月のスパーリングでは2度のダウンを奪われた。それから1年。「その時に比べたら、(攻撃を)入れられるところは入れられた」と手応えを感じただけに「まだいけた」と悔しがった。試合後には再戦を希望し、「もっと強くならないと」と自身を鼓舞した。

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2013年8月26日のニュース