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前倒し3戦目で海外進出 対戦相手は日本5階級制覇王者が有力

[ 2013年8月26日 06:00 ]

ボブ・アラム氏(左)に祝福される村田

73キロ契約6回戦 東京・有明コロシアム

(8月25日 村田諒太 2回2分24秒TKO 柴田明雄)
 村田のマッチメークを担当する米興行大手トップランク社のボブ・アラムCEO(81)は、リングサイドで観戦し「彼は才能があることを証明した。世界中の誰もが知る世界王者、スーパースターになる」と絶賛した。

 当初はプロ3戦目まで国内で行う方針だったが、今後の育成プランも大幅に変更となりそうだ。次戦は12月頃に国内を予定しているものの、同CEOは「(3戦目で)2月にはシンガポールでメーンをやらせたい」と話す。次戦の対戦相手は史上初の日本5階級制覇を達成した日本スーパーウエルター級王者の湯場忠志(36=都城レオスポーツ)が有力。また、元WBA世界スーパーウエルター級(69・8キロ以下)暫定王者の石田順裕(38=グリーンツダ)も対戦を熱望しており、会場に姿を見せた。

 村田のファイトマネーは1000万円以上と言われる。日本や東洋太平洋のタイトル戦のファイトマネーは約100万~150万円が相場。柴田の今回のファイトマネーは「普段の4、5試合分」(関係者)だったという。また、今回はノンタイトル戦だったため、両者ともに減量の負担のない73キロ契約で行われた。今後、村田はミドル級(72・57キロ以下)で世界タイトルを狙う。

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2013年8月26日のニュース