大谷翔平 NY晩さん会で流ちょうな全英語スピーチ 「I always appreciated…」

[ 2024年1月28日 11:39 ]

アクーニャと記念撮影に納まる大谷(MLB公式SNSから)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が27日(日本時間28日)、ニューヨークの高級ホテル「ヒルトンイン・ミッドタウンマンハッタン」で開催された全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部主催の晩さん会に出席した。

 黒のシャツ、蝶ネクタイ、濃紺タキシードのシックな装いで会場に入った際には一般のファンから「CONGRATULATIONS,SHOHEI!」と、エンゼルス時代に受賞した昨季のア・リーグMVPを祝う声も飛んだ。

 ナ・リーグ昨季MVPのアクーニャと記念撮影し、会場ではアストロズの前監督、ダスティー・ベーカー氏、水原一平通訳に挟まれ、食事を摂った。食事の合間にはサインに応じる場面もあった。

 その後は壇上で英語スピーチ。メモを読みながらではあったが「Thank you for hosting such a great event and always making us feel welcome.(このような素晴らしいイベントを主催し、いつも私たちを歓迎してくれてありがとう)」などと奇麗な発音の流ちょうな英語を披露。その後は、昨季まで6年間所属したエンゼルスに対し「TO the Angels organization, ownership, front office and the entire staff, Thank you for the past six years. I always appreciated your support and allowing me the opportunity to play this game.(エンゼルス球団、オーナー、フロントオフィス、そして全スタッフの方々、6年間ありがとうございました。私はいつもあなたがたのサポートに感謝しており、ゲームをプレイする機会を与えてくれた」と感謝の言葉も述べる場面もあった。

 大谷は新人王翌年の19年1月に初めて出席。英語でスピーチして「願わくば次はこのチートシート(カンニングペーパー)が必要なければ」と締め、笑いを誘った。

 1度目のMVP翌年の22年は「カンペなし」での英語スピーチが注目されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大や、大リーグ機構(MLB)と選手会の労使交渉決裂の影響で晩さん会は中止になっていた。今回は19年以来5年ぶりの英語スピーチに注目が集まっていた。司会者は「数年前にまたここで英語でスピーチをしたいと話していたことを覚えているが、とても素晴らしいスピーチだった」と称賛し、会場も拍手喝采だった。

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