中村武志氏「覚えてない人多い」伝説の「10・8」中日―巨人最終決戦は記憶もぶっ飛ぶ極限の戦いだった

[ 2024年1月17日 21:15 ]

伝説の10・8決戦を巨人が制し、長嶋茂雄監督が胴上げされた。
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 元中日の中村武志氏(56)が元巨人の岡崎郁氏(62)を招いて自身のYouTube「39チャンネル」を更新。1994年10月8日にナゴヤ球場で行われた「国民的行事」の不思議を振り返った。

 勝率が並んだ同率1位の中日と巨人による最終戦が行われた。

 中村氏も岡崎氏も試合に出場しているが記憶があいまいだという。

 中村氏は「桑田(真澄)とかに聞いても覚えていないですねえ、という人が多い。映像見てあったなあと思い出す」と明かした。

 岡崎氏も「克明に覚えてるものだけど、たぶんそれを超えてる。終わった瞬間、全部真っ白になった」と極限の緊張状態だったと振り返った。

 巨人の落合博満氏、中日の立浪和義氏がそれぞれ負傷退場するという激動の展開。最終的には松井秀喜氏の20号本塁打などで巨人が6―3で優勝を飾った。

 長嶋茂雄監督(当時)が「国民的行事」と銘打った一戦は、関東地区でプロ野球史上最高の平均視聴率48・8%。最高視聴率67%を記録した。
 

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