上沢 覚悟と自信のレイズとマイナー契約 「必ずフィットできる」滑りやすいメジャー球対応にも手応え

[ 2024年1月13日 02:30 ]

メジャー球を覆うほどの大きな手でフォークの握りを披露した上沢(撮影・柳原 直之)
Photo By スポニチ

 【記者フリートーク】昨年12月中旬。ドジャース・大谷の入団会見の取材でロサンゼルスに出張した際に、近くで自主トレしていた上沢に会うことができた。挑戦を前に、自信に満ちあふれていた。

 1メートル87、88キロの上沢は足のサイズが30センチで、手もメジャー球を覆えるほどに大きい。「滑りやすいと思ったことがない。手が大きい人は感じにくいらしい」と手応えがあった。

 メジャー挑戦表明時にはマイナー契約も辞さない覚悟を示した。「必ずフィットできる。1年間投げてどんな成績を残すのかが大事」。17年に結婚し、2人の子供を授かった。「通訳がいない妻の方が僕よりきっと大変。良い成績を残して家族を幸せにしたい」。レイズとのマイナー契約は上沢の覚悟と自信の表れ。第二の野球人生を心から応援したい。(14~17年日本ハム担当、18年~大リーグ担当・柳原 直之)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年1月13日のニュース