王貞治監督の目が血走っていた…ダイエー監督時代を知るOB捕手が明かすホークス黄金期をつくった厳しさ

[ 2024年1月9日 20:36 ]

井口資仁をベンチで迎えるダイエー時代の王監督(右)
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 日本ハム、ダイエーなどでプレーした田口昌徳氏(53)が大久保博元氏(56)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。2002年シーズン途中でトレード移籍したダイエー(現ソフトバンク)で勝負に徹する王貞治監督(当時)の素顔を知ることになる。

 日本ハム時代、相手ベンチから見た王監督はニコニコしたおおらかなイメージだった。

 ところが正捕手だった城島健司が守備中に打球で骨折。田口氏がダイエーに緊急トレードされた。

 そこで目の当たりした「世界の王さん」は勝負に厳しかった。

 失点しようものならベンチで「何をやってるんだ!」と怒鳴る。

 勝っているときはイメージ通りニコニコして冗談を言っているが、負けているときは「目が血走っていた」と明かした。

 当時のダイエーは練習も厳しく、シーズン中であっても練習は投内連係からフルメニュー。レギュラーも参加を義務づけられていたという。

 田口氏は「そうやって強くなっていった」とホークス黄金期の礎を築いた王現球団会長の功績を振り返った。

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