岩瀬仁紀氏 一番出て行くのが嫌だった試合を即答「打たれたら僕の野球人生あそこで終わっていた…」

[ 2024年1月9日 17:47 ]

ナゴヤドームで力投する中日時代の岩瀬氏
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 NPB歴代最多407セーブを誇る元中日・岩瀬仁紀氏(49)がYouTube「名球会チャンネル」に出演。「一番出て行くのが嫌だった試合」に迷うことなく2007年日本シリーズ第5戦を挙げた。

 名球会のレジェンド投手による座談会。佐々木主浩氏、高津臣吾氏ら守護神経験者が並んだ。

 進行役の山本昌氏から「今まで一番出て行くのが嫌だったのっつて、やっぱりアレ?」と質問された。

 岩瀬氏は「そりゃそうですよ!パーフェクトの後に投げたくないですよ」と即答した。

 2007年の日本シリーズ第5戦・日本ハム戦の8回まで先発の山井大介が完全試合を続けていた。

 ところが右手の豆が潰れたことで、山井の意思を確認した上で落合博満氏は投手交代を決断した。
 「一応準備はしていた」という岩瀬氏は見事に3人で抑え、日本シリーズ史上初の継投による完全試合が成立した。

 ところが試合後は「山井の偉業を消した」と的外れの批判で大混乱。岩瀬氏は「しかも抑えたにもかかわらず(メディアに)叩かれた。打たれたら僕の野球人生終わっていたくらいの感覚」と冷や汗で振り返った。

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