吉田義男氏　阪神38年ぶり日本一導いた“戦友”岡田監督に感謝「タイガースを蘇生させてくれた」

吉田義男氏
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　BS5局共同企画「テレビが伝える“プロ野球”～あの歴史的瞬間、そして、未来へ～」の第5弾「38年ぶりの日本一！～輝く我が名ぞ！栄光の阪神タイガース物語～」（後8・00）が20日にBS朝日で放送され、38年前に監督として阪神を日本一に導いた吉田義男氏（90）が出演。岡田彰布監督（66）へ祝福とエールの言葉を送った。

　阪神が38年ぶりの日本一を決めた試合を自宅で観戦していた吉田氏。勝利をつかんだ瞬間、「おめでとう」と祝福の言葉をつぶやき、すぐに携帯電話を手に取った。「吉田です。岡田、日本一おめでとう！また電話します」と、電話を掛けた相手は岡田監督で、留守番電話に祝福のメッセージを残した。

　吉田氏がチーム初の日本一に導いてから38年。「長いですね」と月日の流れを感じつつ「岡田の采配っていうのが一つ光りましたね。一丸野球ということで全部力を引き出した。苦楽を共にした仲間が脚光を浴びて非常にうれしい」と現役時代にチームメイトとしてプレーした戦友の活躍を喜んだ。

　また「タイガースを蘇生させてくれたと思う。これから黄金時代を築いていってほしい」とエールを送った。