中村武志氏 プロ野球に厳しい指導は必要「プロはお客さんがお金を払って観に来てくれる」

[ 2023年11月1日 16:30 ]

中村武志氏
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 元中日などの中村武志氏(56)が巨人でヘッドコーチなどを歴任した岡崎郁氏(62)のYouTube「アスリートアカデミア」に出演。野球を始めた少年期の話から現代ではタブーの厳しい指導論まで語った。

 京都で「巨人の星」の熱血父・星一徹ばり、野球好きの父親の影響で野球を始めた中村氏。最初のポジションを聞かれ、「みんな笑いますけど最初はショートです」と明かした。

 中学から強肩を生かして捕手に専念したという。

 その中学の部活指導者が厳しい人だったが、おかげで大きな大会で準優勝するまで強くなった。

 それを聞いた岡崎氏は「厳しくなくて強くなったりうまくなったりするならこんな楽なことはない」と反応した。

 そこから現代のプロ野球指導に話が及んだ。

 岡崎氏は、原辰徳氏も巨人監督として厳しい指導を知らずにプロ入りしてきた今の選手の扱いは慎重にならざるを得なかったという話を披露。「指導者が腫れ物に触るように(選手を)扱う。プロなんだから、ここは厳しいところだよってのがあってもいいんじゃないかな」と続けた。

 中村氏も「必要ですよね。プロはお客さんがお金払って観に来てくれるのでアマチュアにはない部分は必要」と賛同した。
 

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