シーズン終了のオリオールズ 藤浪再契約は「ディスカウントがあるなら」と現地記者予測

[ 2023年10月13日 09:10 ]

ベンチから試合を見つめるオリオールズの藤浪。出番ないままプレーオフが終わった(AP)
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 地区シリーズで敗退したオリオールズのマイク・エライアスGMとブランドン・ハイド監督が12日(日本時間13日)本拠地球場でシーズン終了の会見に臨んだ。

 エライアスGMは「頑張ってくれた選手たちに感謝したい。みんな素晴らしいシーズンを送った」と話し、ハイド監督も「他チームがまだプレーオフは無理と決めつける中、101勝もできた。成功したシーズンだった」と総括した。

 メンバーのうちオフにフリーエージェントとなるのは投手では藤浪晋太郎、ジャック・フラハティ、カイル・ギブソンの3人、野手ではアダム・フレージャー、アーロン・ヒックスの2人。

 大リーグ公式サイトは「ギブソン、フレージャー、ヒックスとは1年契約の可能性があるが、誰一人戻らなかったとしても驚きではない」と報じている。

 藤浪については7月にトレードで移籍、30試合に登板したが、防御率は4・85で、ポストシーズンのロースターから外れた。

 オリオールズを現地で長年取材しているスポーツノートのダン・コノリー記者は「オリオールズは藤浪の才能を気に入っているが、信用してマウンドに送り出せるかというと、必ずしもそうではなかった。325万ドルの年俸からディスカウントがあれば再契約もあるかもしれないが、それなら藤浪は他球団を選ぶのでは」と予測している。

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