鳥谷敬氏 「最後まで決めきれなかった…」とドラフト直前まで阪神以外で入団を考えていた球団を告白

[ 2023年10月13日 19:24 ]

鳥谷敬氏
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 元阪神で野球解説者の鳥谷敬氏(42)が13日までに更新されたYouTubeチャンネル「プロ野球ドラフトちゃんねる」に出演。自身のドラフトを振り返って、阪神以外で入団を考えていた球団を告白した。

 今回の動画では、元ヤクルト監督で野球評論家の古田敦也氏、プロ野球の中日や阪神、米大リーグでも活躍した福留孝介氏、元大リーガーでヤクルト、ソフトバンクで投手として活躍した野球解説者の五十嵐亮太氏、鳥谷氏のレジェンド4人がドラフト当時を振り返った。

 03年にドラフト自由枠で阪神に入団した鳥谷氏。当時について「ドラフトは最後の最後までめちゃくちゃ迷いましたね」と話し始めた。

 「ちょうど自分が考えていた球団の監督が変わったりして、それによって“大丈夫かな…?”と思ったりして、最後まで決めるのが難しいドラフトでした。贅沢な悩みなんですけど、最後まで決めきれなかった思いはありますね」と当時の心境を吐露した。

 するとスポーツライターの西尾典文氏から「どこと阪神を最後まで迷ったんですか?言える範囲でいいので…」と切り込んだ。まさかの切り込みに鳥谷氏も「えぇ!?そんなん言っていいんですかね?」と驚きながらも「3球団で悩んでました…ジャイアンツとベイスターズと阪神ですね」と当時入団を考えていた球団を告白。

 その中で阪神を選んだのは、ショートのポジション争いを考えての決断だったという。「色んな理由があるんですけど、一番手っ取り早いのは(当時のショートが)ジャイアンツは二岡さん、ベイスターズは石井琢朗さん、阪神は藤本さん。二岡さんはこれから実績を積んでいくタイミングでしたし、石井琢朗さんはあと何年かは守るだろうと思って、藤本さんは出だしの時だったので、自分がどこと勝負するかを考えたときに阪神にしました」と説明した。

 「ショートを守りたかったので、絶対に越えられない壁にチャレンジする勇気がなかった」と続けて話すと、福留氏から「“藤本には勝てる!”と思った」とツッコミを入れられた。鳥谷氏はタジタジになりながら「確率の問題ってことです」と返答した。

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