マーリンズ 勝利目前で非情の雨中断…深夜にサスペンデッド決定 日本時間3日、9回2死一、二塁から再開

[ 2023年9月29日 14:16 ]

強雨に見舞われて中断したメッツーマーリンズ戦(AP)
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 メッツとマーリンズが28日(日本時間29日)、米ニューヨークのシティフィールドで対戦。マーリンズが1点リードし、なおも9回2死一、二塁としたところで降雨中断に入った。結局、中断から3時間以上経過し、現地深夜1時近くになって雨天サスペンデッドが決まった。

 試合開始は現地午後7時11分に開始。0-0で迎えた8回にメッツが1点をリードしたが、直後の9回表に同点に追いつくと、グリエルの勝ち越し適時打でマーリンズが逆転した。

 なおも2死一、二塁とチャンスが続く中、雨が強まって中断。土砂降りとなる中、内野にはシートがかけられ、3時間以上試合が止まった。

 この日は3連戦の最終戦で、今カードは初戦も試合が中止となっていた。マーリンズは翌日のパイレーツ戦のため、ピッツバーグへ移動する予定。また、試合の勝敗がワイルドカード争いに影響することもあってかシューメーカー監督が不満げな表情を浮かべている様子を現地メディアが報じた。

 全米の野球ファンも注目し、ネット上では中断のルール解釈をめぐって議論が続くなどざわついた。結局、試合の続きは2日(日本時間3日)に行われることが発表された。マーリンズはピッツバーグから再びニューヨークへ引き返してくることになる。

 ワイルドカード争いに影響する可能性があるとはいえ、過酷なスケジュールに日本のファンからは「マーリンズの選手たちは1イニングやるためだけにまた戻ってくるってこと?」「マーリンズもメッツも9回の続きやるためだけに月曜日に集合かい…ご愁傷様」「メッツの選手たちは家かえって寝るだけだからいいけど、これから移動のマーリンズはキツイね」などと同情の声が寄せられていた。

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