江川卓氏が解説…オリックス中嶋監督が怪物・松坂に勧めたカットボール「ピッチャーに余裕を与える球」

江川卓氏
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　巨人の江川卓氏（68）が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。カットボールという球種について持論を披露した。

　西武時代の中嶋聡氏（現オリックス監督）が、入団間もない松坂大輔氏にカットボールの習得を勧めたエピソードが取り上げられた。

　江川氏は「困ったときのカットボールのイメージで勧めたと思う」と指摘した。

　カットボールを選ぶのは「カウントが不利」で「真っ直ぐを待たれているとき」だという。

　江川氏は「ちょっと曲げて（バットの）芯外したいときに安心して投げられるので勧めたのだと思う」と解説した。

　フォークボールは打者が振らなければボールになるが、カットボールは振らなくてもストライクが取れる。

　江川氏はカットボールを「ピッチャーに余裕を与えるボール」と説明した。