巨人・中田翔　引退の松田に感謝も決断寂しがる「マッチさんだったらもっとできる」　

巨人・松田宣浩
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　巨人の中田翔内野手（34）が28日、今季限りでの現役引退が発表された松田宣浩内野手（40）への思いを語った。

　川崎市のジャイアンツ球場で練習を行った中田は、練習後取材に応じ「目標としている選手の一人でした。マッチさんだったら、もっとできるんじゃないですかっていう気持ち半面、いろいろ考えて、周りの影響であったり、いろいろあった上でこういう決断をしたと思う」としみじみ。

　パ・リーグでは日本ハムの4番とソフトバンクの主軸としてしのぎを削り「こんなもんじゃないというはね、同じリーグでやってた僕が1番分かってると思う。マッチさんに試合を決められるような一発というのを結構、一塁から見てたので。凄く厄介なバッターだなって思いながら見ていました」と振り返った。

　昨オフに松田が加入し、一年間同じチームでプレー。「表裏がないような方。裏でも後輩たちだったり、僕たちに対して気をつかってくれたし、声をかけてくれた。本当にグラウンドに立ってても裏にいても変わらない方だったので、そこは凄いなと素直に思う。そういう存在がいなくなるというのはやっぱり悲しい。本当に感謝しています」と球界屈指のムードメーカーの決断を寂しがった。