江川卓氏　巨人CS進出の“切り札”大勢の不振「スピード表示は152キロくらい出てるでしょうけど…」

江川卓氏
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　元巨人の江川卓氏（68）が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。

　巨人の逆転CS進出の切り札と期待された大勢投手（24）の不振を解説した。

　江川氏は「スピードの表示はたぶん152キロくらい出ているんだと思うんですが、152キロは初速なので、バッターの手元でどれだけ力があるか。初速と終速の違い。今はバッターのところでは速く感じていないのでしょう。だから落ちる変化球も捉えられる」とし、ベンチは接戦での起用は難しいと感じているのではないかと解説した。

　大勢は右上肢コンディション不良から3か月ぶりの１軍登板だった17日のヤクルト戦（東京ドーム）で9回に同点に追いつかれ、21日の阪神戦（甲子園）では5―0の9回、2本塁打を含む3連打を浴びて3失点。アウトを取れず降板した。