巨人の元スカウト部長「僕は村上宗隆推しだった」2017年ドラフトの内幕を明かす「1位を決めるのは…」

岡崎郁氏
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　巨人でヘッドコーチなどを歴任した岡崎郁氏（62）が上原浩治氏のYouTube「雑談魂」に出演。スカウト部長だった2017年のドラフト戦略を振り返った。

　清宮幸太郎、安田尚憲、村上宗隆の高校生長距離砲3人が注目された年。

　巨人は1位で競合した清宮をクジで外し、2位の村上も外し、中大の鍬原拓也投手を指名した。

　全国的な人気は清宮、安田だったが、岡崎氏は「僕は村上推しだった」と明かした。

　「清宮がいいのは分かっていたが競合して外れる確率もあるし、肘がよくない情報もあった。スローイングに難があり、ファーストしか出来ない。でも巨人でファーストやるってなると何年もかかる」と、九州学院では捕手だった村上の1位指名を推したという。

　上原氏は「村上だったら単独（指名）ですよ」と惜しがったが、岡崎氏は「1位はスカウト部じゃなくて（親会社の）読売新聞の上層部が決める」と内幕を明かした。