巨人屈辱!23年ぶり2戦連続0―1敗戦 1失点完投の山崎伊織を見殺し 27日にも2年連続Bクラス決定

[ 2023年9月26日 20:30 ]

セ・リーグ   巨人0―1DeNA ( 2023年9月26日    横浜 )

<D・巨>8回を終えた山崎伊 (撮影・西川祐介)
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 巨人は2試合連続の0―1でDeNAに連敗。屈辱的な敗戦で借金1となった。巨人の零敗は2試合連続今季15度目。DeNA戦の零敗は今季6度目で、0―1での零敗も今季6度目となった。なお、巨人の2試合連続での0―1敗戦は2000年5月24、25日の横浜戦(福岡D)以来23年ぶり。

 この敗戦により、試合のない27日にDeNAがヤクルトに勝つと、巨人のクライマックスシリーズ(CS)進出は完全消滅。原辰徳監督(65)は球団史上初めて同一監督での2年連続Bクラスが決まる。

 5月以来プロ2度目の中5日で先発マウンドに上がった3年目右腕・山崎伊が3回に1点先制を許すも8回4安打1失点と好投し、プロ2度目の完投。

 だが、打線は2回の1死満塁で吉川、山崎伊が連続三振し、3回の1死一、二塁も岡本和、大城卓の4、5番が倒れてともに無得点。3回までで早くも5残塁を数えた。

 2度の先制機を逃し、0―0のまま迎えた3回には山崎伊が先頭の山本にこの試合初の被安打となる左前打を許し、林と東の内野ゴロで二進、三進。この2死三塁で打席に迎えた大田に初球の外角カットボールを左翼線への適時二塁打とされて先に1点を失い、これが相手の決勝点となった。

 山崎伊は5回に自ら安打を放つも、打線は相手先発左腕・東に8回まで5安打無得点。好投の山崎伊に報いることはできず、4安打13三振で敗れた前日25日に続いて0―1での敗戦という屈辱的な連敗となった。

 山崎伊は8月12日のDeNA戦(東京D)で今季9勝目をマークするも、初の2桁勝利を前に、これで6試合連続で足踏み。この日は、5月以来プロ2度目となる中5日のマウンドで好投したが報われず、5敗目を喫している。

 なお、山崎伊は9月12日の阪神戦(甲子園)でも8回3安打1失点と好投してプロ初完投したが、この時も0―1で敗れて敗戦投手となっており、プロ2度の完投でいずれも敗戦投手となっている。

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