工藤公康氏 高校生も含めて投手のレベルが上がっている理由を考察「僕らの頃って分解写真見ながら…」

[ 2023年9月12日 13:51 ]

工藤公康氏
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 元ソフトバンク監督の工藤公康氏(60)が、元中日の山本昌氏(58)が司会するYouTube「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。若い投手のレベルが上がっている理由を考察した。

 高校生でも球速150キロ超えが珍しくない時代になった。

 工藤氏は「最近の高校生もデータを取る」と指摘。投球分析システムの「Rapsodo」を導入する高校が増えてきたことを一番の理由に挙げた。

 「ボールの回転や軸、横変化量、縦変化量を自分が投げながら見られるようになってきた」

 投球練習中、その場で映像による分析が可能になったことに加え、今は一流選手の動きやトレーニングも動画で簡単に見られることも指摘した。

 工藤氏は「僕らの高校の時って週刊ベースボールの後ろの方にしか(投球フォームの)分解写真がなかったので、僕それを見ながら勉強していた」と情報収集も苦労した時代を振り返って笑った。

 山本氏も「僕らが入った頃とかヤンチャな方がプロでは伸びるという風潮が本当にあった。今はそういう人ほとんどいない。真面目にやる子が伸びる時代になった」と続けた。

 山本氏から「西武も銀座(でヤンチャしてた)でしょう?」と聞かれ、工藤さんは「上の先輩たちは銀座。僕らは六本木」と笑わせた。 

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