福留孝介氏 WBC行われたマイアミで「裏方さん並」奔走?! 「中日の後輩の高橋宏斗が寄ってきて…」

[ 2023年4月20日 20:05 ]

オンラインイベントに出演した福留氏(左)と松坂氏(撮影・郡司 修)
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 スポーツニッポンのYouTubeチャンネル「スポニチチャンネル」が更新され、スポニチ本紙野球評論家の松坂大輔氏(42)と、日米通算2450安打で昨季限りで現役を引退した福留孝介氏(45)による対談の動画が公開された。

 2024年2月1日に創刊75年を迎えるスポーツニッポン新聞社の「創刊75周年オンラインイベント第2回」として13日、東京本社から生配信&収録されたもので、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で06年の第1回、09年の第2回の優勝メンバーである両氏が現場取材で見た裏話や次回大会に向けての課題、展望などを語り合った。

 松坂氏は2大会連続でMVPとなり、福留氏は第1回WBCの準決勝・韓国戦でチームを勝利に導く代打決勝弾を放った。

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝・米国戦は、ともに中継解説として現地入りしていた。

 福留氏は、東海岸・マイアミでの開催について「まず、盛り上がりを見て、第1回、第2回ってこんなに人いたっけ?って思わなかった?第1回は韓国戦とかすごい人が入ってたけど、ほかの時の試合ってこんなに入ってたかなあって。第1回の日本ラウンド、東京ドームで1万人ですからね」と驚いたという。

 また「投手はマイアミで助かったのでは?西海岸はすごく乾燥していますから。東海岸は多少湿気もある。アリゾナの乾燥はすごいんですよ。僕は、日本から持って行ったバットをバットケースに入れて置いていたらなんか軽いなと。重さを計ったら15グラムくらい抜けてるんですよ。木の水分が抜けて、軽くなっていた。それで打つと芯で打ってるのに折れちゃう。それからは日本からのバットは(覆っている)ビニール袋をぎりぎりまで剥かないとか、キャンプはジュラルミンケース入れたり。バットがあっという間に折れますからね」と東海岸の利点も語った。

 今回WBCの解説で現地入りした際は「到着したら、僕の荷物が出てこない。さらに、クルーの方は乗り継ぎできずに寒いシカゴで足止めされて」となかなかの珍道中だった様子。

 さらに「練習初日に行った時は、中日の後輩から高橋宏斗が寄ってきて、“どこかご飯食べられる所ありますか?”って聞かれて。(チームが)泊っているホテルの近くのシーフード食べられる所を予約して行っておいでって」とレストランを予約してあげたことを明かした。また、主軸の重圧に苦しんだ村上とは「サヨナラヒット打った準決勝の試合後によかったねえ、明日も頑張ってねって言って別れてちょっとしてから“ルームサービスの頼み方教えてください”って聞かれて」と苦笑した。

 「完全に裏方さんやってますね」と言う松坂氏に、「ジャージ持って行ってたら打撃投手をさせられてたかもしれない」と笑った。

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