筒香初ライブBP&コーチ留学中の日本ハム金子特命コーチとの居残り特打に「大変ぜいたくな時間でした」

[ 2023年3月7日 07:37 ]

ライブBPでスミスから左中間二塁打を放つ筒香
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 レンジャーズ・キャンプに招待選手として参加している筒香嘉智内野手(31)は6日(日本時間7日)、合流2日目にしてライブBP(実戦形式の打撃練習)を行った。また居残り特打では「元侍の4番打者」対「沢村賞投手」の見応えある対決も実現した。

 筒香の居残り特打。打撃投手を買って出たのはレ軍にコーチ留学中の日本ハム金子千尋特命コーチ(39)だった。14年に沢村賞に輝き、昨季まで現役だった通算130勝右腕相手に55スイングで7本の柵越え。約15分間にわたりフィールドを独占したふたりだけの練習に筒香は「ほんと、大変ぜいたくな時間でした」と感激の面持ち。現役時代には本塁打を打たれたことがあると笑った金子特命コーチは「威圧感というか雰囲気がある。多分、体調もまだ万全ではない。あそこの球をあんなに上手くさばくんだというのもあった。本当にすごいものを持っている」と感心しきりだった。

 ライブBPでは先発ローテーションの一角を担う右腕・ダニングスと21年に37セーブを挙げブレーブスの世界一に貢献した左腕スミスと対戦した。実戦練習は「去年の10月、マイナーの最後の試合以来」と筒香。約5カ月ぶりの生きた球にも「スイングは思ったよりしっかり振れた」。通算91セーブを誇るスミスの直球を捉えた打球は左中間を鋭く破った。2人のメジャー投手相手に7打数1安打の結果にも「そんなにズレはなかった。自分のスイングの感覚もいい。(体の)キレとかゲーム勘とか、(あとは)そっちの方ですね」。外野とDHの層が薄いチーム事情もあり、世界一3度の名将ボーチー監督も期待を込め、熱い視線を送っていた。

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