宇田川優希、最速156キロで1回無失点「中嶋監督に今の自分を見てほしかった」 自信胸にWBCへ

[ 2023年3月7日 23:04 ]

WBC強化試合   日本代表9―1オリックス ( 2023年3月7日    京セラD )

<オ・侍>力投する宇田川(撮影・大森 寛明)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表の侍ジャパンは7日、京セラドームでオリックスとの強化試合に臨んだ。宇田川優希投手(24=オリックス)は8回から3番手で登板。1回を1安打無失点に抑えた。

 先頭の来田に中前打を許したが、内藤を遊飛、野口を捕邪飛、宜保を二ゴロに仕留めた。最速は156キロを記録し「真っすぐも強かったですし、まずゾーンで勝負できたのが良かったかなと思います。156が出たというのは、自分の調子の仕上がり具合だったりの目安になるんで、だんだん調子も上がってきてるなというのが分かったので、それは良かったかなと思います」と手ごたえを口にした。

 元来“人見知り”。宮崎合宿ではダルビッシュの計らいでいじられ役に躍り出て投手陣の輪の中心になった。合宿スタート当初の不安な表情は消えた。「今はもうボールも気にせず投げれているので、球速とか球の強さとか、そこに良い影響が出てるのかなと思います。中嶋監督に今の自分を見てほしいなと思ったので、今日投げられて良かった」と笑った。

 自身の役割は分かっている。「ピンチの場面の緊急登板とかも全然あり得ると思うんで、そこで結果を出すのが僕の仕事だと思っているので、どの場面でもしっかり仕事出来るようにしていきたいなと思っています」と力強く語った。

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2023年3月7日のニュース