松坂大輔氏　投手相手に投げる投手心理は「どうしても打たれたくないという気持ちが強くなって」

SMBC日本シリーズ2022第2戦 （ 2022年10月23日    神宮 ）

日本シリーズ＜ヤ・オ＞放送ブースでテレビ解説する松坂氏（右）、左はテレビ朝日・清水俊輔アナウンサー（撮影・尾崎　有希）
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　昨年限りで現役を引退した元西武の松坂大輔氏（42）が23日、「SMBC日本シリーズ2022」ヤクルト―オリックス第2戦のテレビ朝日中継の解説者として出演。投手に投げる投手の心理について松坂氏の考えを語った。

　オリックス先発の山崎福は2回に先頭の5番オスナに左越え安打を許し、8番・長岡に申告敬遠で2死一、二塁のピンチを背負った。ベンチは9番の先発サイスニードとの勝負を選択。切れのあるスライダーで見逃し三振に仕留め得点を許さなかった。

　この場面で松坂氏は「僕は投手との対戦は嫌でしたね。どうしても絶対に打たれたくないという気持ちが強くなって」と逆に意識し過ぎてカウントを悪くしてしまう“投手心理”を解説。続けて「どんな場面でも打たれたくないですね、やっぱり投手には」と語った。

　松坂氏は西武時代の02、04年に同シリーズを経験。04年は先発、救援にフル回転して頂点を極めた。